こんにちは、なまらせっち(@namara_secchi)です。
自宅にテレビアンテナを設置するときは、専門の業者に頼んで屋根の上に設置する方が大半と思われます。
しかし、屋外にテレビアンテナを設置していると紫外線や風雨にさらされて劣化したり、破損したりしてテレビが映らなくなることがあります。
え~、テレビが映らなくなっちゃった!
テレビアンテナを交換するにしても、素人が屋根の上に上ることは非常に危険です。
我が家では、紫外線や風雨にさらされることのない屋根裏にテレビアンテナを設置し、きれいな映像を楽しんでいます。
テレビアンテナは屋根裏に設置すると半永久的に使えます。
ケーブルテレビの営業マンが我が家に来たことから始まりました
古い話ですが、アナログテレビの時代に我が家を現在住むところに建てたのですが、この地域は電波障害地域のため、アンテナを立ててもテレビがきれいに映らないため、地域のケーブルテレビに加入しテレビを見ていました。
時代もアナログ放送から地上デジタル放送に替わり、アナログ放送もいよいよ終わりの時期に差し掛かってきました。
その時に使っていたケーブルテレビも廃止となることはご近所にも連絡がありました。
そんなある日、大手のケーブルテレビ会社の営業マンが我が家を含め近所にやってきました。
もう少しでアナログ放送も終わりますので、このままではテレビが見られなくなりますよ。
ご近所さんはこの言葉で、みんな大手のケーブルテレビに加入してしまいました。
我が家にも当然営業マンが来ましたが、そこは工業高校・電子科出身で無線関係の資格を持っている私ですから、当然事前に調査し屋根裏にテレビアンテナを設置する計画は立てていました。
そうですね。でも、アンテナを設置すればテレビは見れますよね。
そう言って営業マンにお引き取りを願い、ご近所で我が家だけはケーブルテレビには加入しませんでした。
屋根裏にテレビアンテナを設置する条件
屋根裏にテレビアンテナを設置するは、どの家でもできるわけではありませんので、その条件を挙げていきます。
木造住宅であること
電波の特性として金属・コンクリート・水は通り抜けることができません。ですから、鉄筋コンクリートの住宅や屋根材が金属の場合は屋根裏にアンテナを設置することはできません。
屋根裏にアンテナを設置するスペースがあること
設置するアンテナを、テレビ電波を送信するアンテナに向けて設置できなければなりません。
屋根裏に分配器が設置されていること
分配器とは、アンテナから取り込んだ電波を各部屋へ分配するパーツです。
基本的には上記の条件をクリアーすることができれば、屋根裏にアンテナを設置することができます。
これから家を建てようとしている方は、工務店に要望を伝えておけばいいかと思います。
我が家の屋根裏のアンテナ設置方法
上の写真が横から写したところで、下の写真が上から写した写真です。
梁にポールを立てて、そのポールにアンテナを固定しているだけです。屋外にアンテナを建てる場合と比較してとても簡単に設置できます。
あとは、アンテナと分配器を同軸ケーブルでつなげば完了です。
アンテナの方向調整は、テレビのアンテナ入力レベルを表示する機能がありますので、その機能を使って調整しましょう。
さいごに
我が家の屋根裏アンテナは、もう何年もトラブルもなく使えています。上の写真を撮影するために久しぶりに屋根裏に上がりましたが、埃が付いているくらいで全然劣化していません。
経年劣化や台風などでアンテナが壊れた場合は、ぜひ屋根裏にアンテナを設置してはいかがでしょうか。
ちなみに、我が家の購入したアンテナ設置用ポールの部材は以下の通りです。これを3.5mmの皿ねじで固定すればOKです。パイプはジョイントに挿しているだけです。
--------------------
定年退職までもう少しの普通の会社員です。
私のプロフィールはこちら
コメント