こんにちは、なまらせっち(@namara_secchi)です。
老後資金ってどのくらい貯めなければならないんだろう?
世間では夫婦の年金合計300万円で毎月5万円の赤字が出るって言うし・・・
誰しも老後に備えて老後資金を貯金していると思います。当然、私も会社や労働組合が窓口になっている民間の年金保険やつみたてNISAと財形住宅貯蓄で老後に備えています。
そんなときに「老後資金は貯めるな!」という本にめぐり合いました。
1年間の年金受給額300万円が426万円になるの!
これはびっくり、目からウロコでした。
月額に直すと、25万円が35万5千円と10万円以上受け取り金額が増えるのです。これなら毎月5万円の赤字がなくなるだけではなく、5万円以上貯金だってできちゃうのです。
こんなに増えれば、たまに旅行に行ったりすることもできちゃいます。
「老後資金は貯めるな!」を読んで目からウロコ。老後の生活費は公的年金に頼ろう!
繰り返しになりますが、私の老後資金の積立は以下の通りです。
- 会社と労働組合が窓口となっている民間の年金保険(2万円/月)
- つみたてNISA(1,500円/日)
- 財形住宅貯蓄(4万円/月)
「老後資金は貯めるな!」を読むまでは老後生活に漠然とした不安があり、住宅ローンが終わってから、ひとまず「財形住宅貯蓄」をはじめ、つみたてNISAも始めました。
でも、いくら老後資金を貯めても不安は解消しないんですよね。人間の寿命なんて誰にもわからないんですから・・・
自分は69歳までしか生きられないと考える
それならば、「自分は69歳までしか生きられない」と考え、69歳までの老後資金を貯めればいいんです。
それも、いままで掛けていた年金は無かったと思って貯めるんです。(←ここ重要です)
それなら、老後資金はどのくらい貯めればいいか想像がつきますよね。1年間まじめに家計簿をつけてどのくらい生活費が掛かるか調査すればいいんです。
あとは、定年後に社会保険から国民健康保険に変わりますから、自分はいくら国民保険料を払えばいいか調べるんです。
まあ、何かあってもいいように200~300万円くらい追加しておきますか。
これであなたは69歳まで不安なく生活できるかと思います。
70歳からは年金生活をはじめる
69歳まで無事に過ごせたと思ったら、70歳の誕生日を迎えてしまいました。手元には200~300万円しか老後資金がありません。
でも大丈夫!今までこつこつ掛けていた年金があるんですから。
それも、65歳でもらえる年金の42%増しで!
最初に話したとおり、1年間受給できる年金が300万円が426万円になるんです。
老夫婦2人で426万円も受給できたら、何も不自由ないじゃないですか。まあ、税金や社会保険料などが取られて426万円はもらえないですけど・・・
年金は「長生き保険」と考える
私は「老後資金は貯めるな!」を読んでからすっかり考えが変わりました。
人間は69歳までしか生きられないと思っていたら70歳になっても生きていられるなんて、すばらしいことじゃないですか。
「長生き保険」という一生もらえるご褒美をもらえるんですから!
「長生き保険」がもらえるとこんな感じの老後が過ごせます。
- 生活に困らないだけではなく貯金ができます。
- 孫におこづかいをあげることができます。
- たまに旅行に行くことができます。
- ときどき食事に行くこともできます。
- などなど・・・
65歳から年金を貰っても毎月5万円の赤字で貯金が目減りすることを考えれば、もう少しがんって70歳から上記のような生活を送ってみませんか。
現在の70代はまだまだ元気
私の周りの70代の方を見てみますと、本当に元気です。
妻の所属する卓球サークルは高齢の方が多くいるらしく、午前中はこっちのサークル、午後からはこっちのサークルで卓球を楽しんでいるらしいです。
私達夫婦が通っているジムにも70代の方を多く見かけます。
70代はまだまだ元気なんです。
さいごに
政府は年金の支給額を徐々に下げ、支給開始年齢も70歳からと考えているでしょう。しかし年金制度は無くならないと思います。
年金制度を無くしてしまうと、みんな生活保護になってしまい、年金制度を維持するよりも税金を投入しなければならなくなるからです。
支給開始年齢を70歳からにするにしても、現在の年金支給年齢65歳にするまで20年くらい掛けています。
そのことを考えれば、まだまだ大丈夫と思います。
皆さんも「老後資金を貯めるな!」を是非読んでいただき、老後について考えてみてはいかがでしょうか。
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定年退職までもう少しの普通の会社員です。
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