海外旅行傷害保険で助かった私の体験

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せっち
せっち

海外旅行に行くときは海外旅行傷害保険は必須であるということを体験談でお話しします。

バイクから降りようとしたらバランスをくずして腰を痛めた

それはタイのチェンマイに妻と旅行中に不幸が訪れました。

レンタルバイクでワット プラタート・ドーイステープというお寺に行くことになりました。

ワット プラタート・ドーイステープ · Suthep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
★★★★★ · 仏教寺院

お寺の駐車場に到着しバイクのスタンドを立てようとしたらバランスを崩し、夫婦ともどもバイクから放り出されました。

バイクのエンジンを止めようと立ちあがろうとしましたが、腰が激痛で動くこともできません。

妻にバイクのエンジンを止めてとお願いしましたが、エンジンの止め方が分かりません。

そうこうしているうちに近くの売店の人が助けに来てくれ、私を近くのイスに座らせてくれました。

痛みが引くまでイスに座っていました。

私は分からなかったのですが、妻の話ではイスに座っている時に2回ほど意識を失っていたそうでした。

なんとかお寺を観光できるくらいに痛みが引いて来たので、本来の目的を果たし宿に帰りました。

海外旅行事故受付センターに連絡

今回の旅行で航空券はエポスゴールドカードで購入しました。

このカードで航空券などの公共交通機関のチケットやパッケージツアーを購入すると、海外旅行傷害保険が無料で付与されます。

この保険には、キャッシュレスメディカルサービスという病院での治療費が限度額以内で無料になるサービスがあります。

さっそく海外旅行事故受付センターへ連絡しました。

私は楽天モバイルを契約しているので、海外から日本への通話料は無料となります。

聞かれた事
  • 怪我の状況
  • ホテル名と住所
  • 病院で日本語通訳は必要か?
必要な書類
  • パスポートの日本出国時のスタンプの写真
  • エポスゴールドで支払ったことが記載されている明細またはスクリーンショット

上記2点をメールで送信

これ以降は、海外旅行事故受付センターとの連絡はすべてメールでのやり取りとなります。

バンコク病院チェンマイへ

海外旅行事故受付センター指定のバンコク病院チェンマイへBoltで向かいました。

バンコク病院 チェンマイ · 88/8-9 Lampang - Chiang Mai Superhighway, Tambon Nong Pa Khrang, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50000 タイ
★★★★☆ · 私立病院

受付で案内してもらい、通訳の人と一緒に医者の診察を受けました。

途中で妻が、私が2回ほど意識を失くしたので「てんかん」ではないかと医者に話しました。

海外旅行事故受付センターには、意識を失ったことは伝えていなかったので

「それはキャッシュレスサービスの範囲外です。」

と言われたため、慌てて海外旅行事故受付センターに意識がなくなったことを伝え、診察の追加してもらいました。

脳のMRI検査や脳波測定など色々検査をした後

「翌日検査結果が出るのでまた明日来て下さい。」

とのこと。

会計で色々な書類を記入後、シップ薬と痛み止めをもらい宿へ戻りました。

検査結果を聞くため再度病院へ

検査結果
  • 腰の痛みは打撲
  • 意識がなくなったのははじめての事なので様子見をする。

とのことでした。

帰国直前になっても腰の痛みが消えない

腰の痛みが治らないまま1ヶ月以上旅行を続け帰国の日が迫ってきました。

海外旅行事故受付センターへ再度連絡し、日本で治療を続けられるのか聞いてみました。

海外旅行事故受付センター
海外旅行事故受付センター

事故日から180日以内であれば、日本で継続治療ができます。

帰国後に病院で治療

帰国後に近くの整形外科に診察に行ってみました。

レントゲン撮影後の診断で「腰椎分離症」ということが判明しました。

ただし、今回の立ち転けが原因で「腰椎分離症」になった訳では無く、旅行前からすでにその症状になっていたということでした。

おそらく、立ち転けしたときに腰をひねって痛みが出たと思われます。

今後の治療は、コルセットで腰を保護するとともにリハビリと電気治療を行っていくとのことでした。

結局治療期間は3ヶ月かかりました。

保険金請求

バンコク病院チェンマイでかかった費用は、海外旅行傷害保険のキャッシュレスメディカルサービスで費用は一切かかりませんでしたが、現地での交通費と帰国後の治療費と交通費を請求しなければなりません。

海外旅行事故受付センターに連絡して必要書類を送ってもらい、現地での交通費・国内での交通費・治療費の領収書をまとめて返送して保険金が振り込まれるのを待つことになりました。

このときの請求金額は、35,167円でした。

保険会社からの追加資料の請求

ある日、三井住友海上火災保険から電話がかかってきました。

三井住友海上火災保険
三井住友海上火災保険

追加の書類を送ってください。

  • 日本の運転免許証と国際運転免許証のコピー(表裏とも)
  • Boltアプリから利用料金のスクリーンショット
  • Boltアプリに登録しているデビットカードの利用明細のスクリーンショット
せっち
せっち

これで保険金がもらえるはず!

請求金額通りにはならなかった!

また、三井住友海上火災保険から電話がかかってきました。

三井住友海上火災保険
三井住友海上火災保険

治療に直接かかった費用以外はお支払いできません!

せっち
せっち

なんで~?

三井住友海上火災保険の話を要約すると次の通りです。

  • Boltの料金の中に日本円からタイバーツに両替したときの手数料は支払えません。(Boltに登録しているデビットカードの中で、日本円からタイバーツに自動的に両替している)
  • 日本でコルセットを作りに行ったときにかかった交通費は払えません。
せっち
せっち

いやいや、おかしいだろう!

といろいろ反論しましたが、そういう決まりなんだそうです。

後日振り込まれた金額は、請求金額:35,167円に対して34,850円となりました。

まとめ

今回のケガはクレジットカードの海外旅行傷害保険を利用することができたため、海外の病院で治療費を払うことは一切ありませんでした。

もしクレジットカードの海外旅行傷害保険がなければ、高額な治療費が請求されていたでしょう。

海外旅行で怪我や事故・病気にならないのが一番なのですが、備えあれば憂いなしです。

海外旅行傷害保険には必ず加入しておく事が必要です。